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【豊胸適応診断】あなたに合う豊胸術はどれ?シリコン・脂肪注入・ハイブリッド豊胸をフローチャートで解説

2026.07.25

監修者情報

小野 准平

LOCHIC CLINIC GINZA 代表理事 院長 小野 准平JUMPEI ONO

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「結局、私はどの豊胸術を選べばいいのでしょうか?」

これは、カウンセリングで最も多くいただくご質問の一つです。現在の豊胸術には、

  • 脂肪注入豊胸
  • シリコンバッグ豊胸
  • ハイブリッド豊胸(シリコンバッグ+脂肪注入)

といった方法があり、さらにシリコンバッグ豊胸にも乳腺下法やデュアルプレーン法、最近ではMia®やPreserve®(プリザべ)など複数の術式があります。そのため、

「何が違うのか分からない」

「自分にはどれが向いているのか判断できない」

と感じる方も少なくありません。

一方で、SNSでは脂肪注入を専門に行うクリニックは脂肪豊胸のメリットを、シリコンバッグを専門に行うクリニックはシリコン豊胸のメリットを発信することが多く、情報が偏ってしまうこともあります。

実際には、どの術式が一番優れているかではなく、「どの術式がその方に適しているか」が最も重要です。

ロシッククリニック銀座では、脂肪注入豊胸・シリコンバッグ豊胸・ハイブリッド豊胸のすべてを日常的に行っており、美容外科学会での発表や医学書の執筆も行っています。

本記事では、その経験や医学書に記載されている考え方をもとに、豊胸術の適応をフローチャート形式で分かりやすくまとめました。

豊胸術|適応診断フローチャート

豊胸術の適応診断フローチャート
  • 脂肪注入豊胸
    ご自身の脂肪を用いるため、自然な仕上がりが期待できます。1~1.5カップ程度のサイズアップを希望する方に適しています。
  • Mia®またはPreserve®(プリザベ)
    ご自身の脂肪が十分に取れない方でも、ボディラインを大きく崩さずに自然なボリュームアップが期待できます。
  • 乳腺下法(シリコンバッグ)
    もともと乳腺や皮下脂肪に厚みがある方は、乳腺下法が適していることが多く、柔らかく自然な仕上がりが期待できます。
  • ハイブリッド豊胸
    脂肪注入を併用することで、より自然な触り心地や輪郭を作りやすくなります。十分な脂肪が採れる方が適応となります。
  • デュアルプレーン法(シリコンバッグ)
    瘦せ型で皮下脂肪が少ない方でも、シリコンバッグの輪郭を目立ちにくくし、自然なデコルテラインを作りやすい術式です。

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豊胸術の適応診断フローチャート

重要なポイント

このフローチャートはあくまで一般的な目安です。乳房の幅・皮膚の厚さ・乳腺量・皮下脂肪の厚さ・左右差・希望する形・既往手術の有無など、さまざまな要素によって最適な術式は変わります。

最終的には、豊胸術を幅広く行っている経験豊富な医師による診察を受けたうえで、ご自身に合った方法を選択することが最も大切です。

STEP 1

どれくらい大きくしたいですか?希望のカップアップ

STEP 2

十分な脂肪が取れますか?一般的な目安:BMI20以上

STEP 2

十分な脂肪が取れますか?一般的な目安:BMI20以上

STEP 3

十分な乳房がありますか?一般的な目安:C〜Dカップ以上

診断結果の目安

脂肪注入豊胸

ご自身の脂肪を用いるため、自然な仕上がりが期待できます。

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診断結果の目安

Mia®豊胸またはプリザベ豊胸

より小さな傷から自然にサイズアップが可能です。

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診断結果の目安

乳腺下法(シリコンバッグ)

元々のバストに厚みがある方は、柔らかく自然な仕上がりが期待できます。

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診断結果の目安

ハイブリッド豊胸

シリコンバッグに脂肪注入を併用することで、自然な見た目や触り心地が期待できます。

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診断結果の目安

デュアルプレーン法(シリコンバッグ)

痩せ型で皮下脂肪が少ない方でも筋肉でカバーすることで自然なデコルテラインが期待できます。

デュアルプレーン法を詳しく見る

このフローチャートは、術式選択の一般的な考え方をまとめたものです。

実際の診察では、乳房の幅や皮膚の厚さ、乳腺量、皮下脂肪の厚さ、左右差、希望する形なども総合的に評価しますが、まずは大きな流れを理解していただくことが大切です。

フローチャートの見方

①どのくらい大きくしたいですか?

まず最初に考えるべきなのは、どれくらいバストアップしたいかです。

一般的には、

  • 1〜1.5カップ程度のサイズアップであれば、脂肪注入豊胸が第一選択になります。
  • 2カップ以上のサイズアップを希望する場合は、シリコンバッグ豊胸が適しています。

もちろん、小さめのシリコンバッグを使用することも可能ですが、「どのくらい大きくしたいか」は術式選択の大きな分岐点になります。

②十分な脂肪が採れますか?

脂肪注入豊胸やハイブリッド豊胸では、ご自身の脂肪を採取する必要があります。そのため、十分な脂肪採取が可能かどうかが重要です。

一般的にはBMI20前後以上が一つの目安となります。

身長155cmの方であれば、体重48kg前後以上あると脂肪採取がしやすいケースが多くなります。

一方で、非常に痩せ型の方では十分な脂肪採取が難しいこともあり、その場合はMia®豊胸やプリザベ豊胸、あるいはデュアルプレーン法などでシリコンバッグ豊胸を検討することがあります。

③十分な乳房がありますか?

シリコンバッグ豊胸を選択する場合、次に重要なのがもともとの乳房の厚みです。

一般的には、しっかりC〜Dカップ程度以上で乳腺や皮下脂肪にある程度厚みがある方では、乳腺下法が適応となることが多くなります。

一方、A〜Bカップ程度で皮下脂肪が少ない方では、シリコンバッグの輪郭が目立ちやすいため、デュアルプレーン法やハイブリッド豊胸が適応となるケースが多くなります。

④デュアルプレーン法とハイブリッド豊胸、どちらを選ぶ?

どちらも、痩せ型でシリコンバッグの輪郭が目立ちやすい方に適した術式です。違いは、十分な脂肪が採れるかどうかです。

脂肪採取が可能な方では、シリコンバッグの上に脂肪を重ねるハイブリッド豊胸によって、さらに自然な輪郭や触り心地を目指すことができます。

一方、非常に痩せ型で脂肪採取が難しい方では、デュアルプレーン法が最も適した選択となることがあります。

また、ウェーブ体形などで下半身の脂肪は十分に取れるけど、注入する胸自体の皮下脂肪がとても少ない方の場合、「しこり」などを回避して安全に注入できる脂肪量が限られるのでデュアルプレーン法(またはデュアルプレーン+脂肪のハイブリッド)の適応となる場合もあります。

このフローチャートは「目安」です。

ここでご紹介したフローチャートは、あくまで一般的な適応をまとめたものです。

実際には、

  • 乳房の幅
  • 皮膚の厚さ
  • 乳腺量
  • 皮下脂肪の厚さ
  • 左右差
  • 希望するバストの形
  • 過去の豊胸手術歴

など、さまざまな要素を総合的に評価して術式を決定します。そのため、

「Aカップだから必ずデュアルプレーン法」

「BMI20未満だから脂肪注入はできない」

といったように、一つの基準だけで決まるわけではありません。

まとめ

豊胸術には「一番良い術式」があるわけではありません。大切なのは、それぞれの術式の特徴を理解し、ご自身の体型や希望に最も適した方法を選ぶことです。

ロシッククリニック銀座では、脂肪注入豊胸・シリコンバッグ豊胸・ハイブリッド豊胸のすべてに対応しているため、特定の術式に偏ることなく、一人ひとりに適した方法をご提案しています。

豊胸をご検討中の方は、「どの術式が人気か」ではなく、「自分にはどの術式が合っているか」という視点で選ぶことをおすすめします。

参考文献(一次情報)

小野准平. 直視下経腋窩デュアルプレーン法による乳房増大術. 形成外科 65(2): 177-184, 2022

佐藤大介 編. 小野准平. 美容手術の基本. 第6章 豊胸術 メディカ出版 2025: 206-223

宮地良樹. 宮田成章 編. 小野准平. 最新美容皮膚科学大系 別巻 美容皮膚科医が知るべき皮膚外科・形成外科・美容外科のスキル 中山書店 2026: 314-321

監修者情報

小野 准平

LOCHIC CLINIC GINZA 代表理事 院長 小野 准平JUMPEI ONO

2000年
鹿児島ラ・サール高等学校卒業
2006年
東京医科歯科大学 医学部 医学科 卒業
2008年
臨床初期研修修了後、北里大学 形成外科・美容外科学 入局
2014年
日本形成外科学会専門医取得
同年より東京美容外科 勤務
2016年
東京美容外科 新宿院院長
2022年
LOCHIC CLINIC GINZA 開院
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